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便佞
ふりがな文庫
“便佞”の読み方と例文
読み方
割合
べんねい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
べんねい
(逆引き)
いつでも心のどこかの隅に、横着な、
便佞
(
べんねい
)
な希望が
綺麗
(
きれい
)
に離れ去ってしまった事はない。しかし自分にはそれより強い理性がある。
みれん
(新字新仮名)
/
アルツール・シュニッツレル
(著)
お屋敷へ申出でましたところで、
剛直
(
まっすぐ
)
な方は斬られ
黜
(
しりぞ
)
けられ、残るは
便佞
(
べんねい
)
の者ばかり。私風情の訴訟を、真面目に取次いでくれる方もございません。
銭形平次捕物控:078 十手の道
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
虚文虚礼
便佞
(
べんねい
)
諂諛
(
てんゆ
)
を
賤
(
いや
)
しとして仕官するを欲しなかった二葉亭もこの意外なる自由の空気に満足して、局長閣下と盛んに人生問題を論じて大得意であった。
二葉亭四迷の一生
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
便佞(べんねい)の例文をもっと
(4作品)
見る
便
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
佞
漢検1級
部首:⼈
7画
“便”で始まる語句
便
便宜
便所
便利
便船
便箋
便宜上
便々
便乗
便殿
検索の候補
阿諛便佞
“便佞”のふりがなが多い著者
アルツール・シュニッツレル
内田魯庵
野村胡堂