トップ
>
ましぐら
ふりがな文庫
“ましぐら”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
驀地
33.3%
真直
22.2%
驀直
11.1%
一直線
11.1%
眞驀
11.1%
驀然
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
驀地
(逆引き)
二百里の長き車は、牛を乗せようか、馬を乗せようか、いかなる人の運命をいかに東の
方
(
かた
)
に
搬
(
はこ
)
び去ろうか、さらに
無頓着
(
むとんじゃく
)
である。世を
畏
(
おそ
)
れぬ
鉄輪
(
てつわ
)
をごとりと
転
(
まわ
)
す。あとは
驀地
(
ましぐら
)
に
闇
(
やみ
)
を
衝
(
つ
)
く。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
ましぐら(驀地)の例文をもっと
(3作品)
見る
真直
(逆引き)
其青田を貫いて、
此
(
この
)
家
(
や
)
の横から入つた寺道が、二町許りを
真直
(
ましぐら
)
に、宝徳寺の門に隠れる。寺を囲んで
蓊欝
(
こんもり
)
とした杉の木立の上には、姫神山が
金字塔
(
ピラミツト
)
の様に見える。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ましぐら(真直)の例文をもっと
(2作品)
見る
驀直
(逆引き)
車夫のかく答へし後は
語
(
ことば
)
絶えて、車は
驀直
(
ましぐら
)
に走れり、紳士は
二重外套
(
にじゆうがいとう
)
の
袖
(
そで
)
を
犇
(
ひし
)
と
掻合
(
かきあは
)
せて、
獺
(
かはうそ
)
の
衿皮
(
えりかは
)
の内に耳より深く
面
(
おもて
)
を
埋
(
うづ
)
めたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
と
暴
(
あらら
)
かに
引払
(
ひつぱら
)
ひて、寄らんとする
隙
(
ひま
)
もあらせず
摩脱
(
すりぬ
)
くるより足を
疾
(
はや
)
めて
津守坂
(
つのかみざか
)
を
驀直
(
ましぐら
)
に下りたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
ましぐら(驀直)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
一直線
(逆引き)
間が浅い
凹地
(
くぼち
)
になつて、浮世の廃道と謂つた様な、塵白く、石多い、
通行
(
とほり
)
少い往還が、其底を
一直線
(
ましぐら
)
に貫いてゐる。
両
(
ふたつ
)
の
丘陵
(
おか
)
は中腹から耕されて、
夷
(
なだら
)
かな勾配を作つた畑が家々の裏口まで迫つた。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
ましぐら(一直線)の例文をもっと
(1作品)
見る
眞驀
(逆引き)
みのるは唯
眞驀
(
ましぐら
)
に物を書いて行つた。自分を鞭打つやうな男の眼が多くの時間みのるの机の前に光つてゐた。みのるはそれを恐れながら
無暗
(
むやみ
)
と書いて行つた。
木乃伊の口紅
(旧字旧仮名)
/
田村俊子
(著)
ましぐら(眞驀)の例文をもっと
(1作品)
見る
驀然
(逆引き)
驀然
(
ましぐら
)
に急ぎくる
一列
(
ひとつら
)
の
郵便馬車
(
いうびんばしや
)
よ
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
ましぐら(驀然)の例文をもっと
(1作品)
見る
“ましぐら”の意味
《名詞》
猛烈な勢いで突き進むさま。まっしぐら。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
まつしぐら
まっしぐら
まっすぐ
いつちよくせん
ますぐ
まっす
まつす
まつすぐ
まくじき
マナホ