“洪福”の読み方と例文
読み方割合
こうふく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まったく、後に天子になられるほどな洪福こうふくを、生れながら身に持っておられたからだろう
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
万古不朽ばんこふきう洪福こうふくたもつ㕝奇妙不思議ふしぎの天幸なれば、じつ稀世きせい珍物ちんぶつなり。
「未然これを知る。魏の国運、天子の洪福こうふく、ふたつながらまず目出度しというべきである。何にしても、もし今日、司馬一家が出なかったら、洛陽長安、一時についえたであろう」
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)