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洪福
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こうふく
ふりがな文庫
“
洪福
(
こうふく
)” の例文
まったく、後に天子になられるほどな
洪福
(
こうふく
)
を、生れながら身に持っておられたからだろう
三国志:09 図南の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
万古不朽
(
ばんこふきう
)
の
洪福
(
こうふく
)
を
保
(
たも
)
つ㕝奇妙
不思議
(
ふしぎ
)
の天幸なれば、
実
(
じつ
)
に
稀世
(
きせい
)
の
珍物
(
ちんぶつ
)
なり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
「未然これを知る。魏の国運、天子の
洪福
(
こうふく
)
、ふたつながらまず目出度しというべきである。何にしても、もし今日、司馬一家が出なかったら、洛陽長安、一時に
潰
(
つい
)
えたであろう」
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
万古不朽
(
ばんこふきう
)
の
洪福
(
こうふく
)
を
保
(
たも
)
つ㕝奇妙
不思議
(
ふしぎ
)
の天幸なれば、
実
(
じつ
)
に
稀世
(
きせい
)
の
珍物
(
ちんぶつ
)
なり。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
さるを
奔
(
はし
)
る鹿をもただ一矢で
斃
(
たお
)
したのは、これ、天子の
洪福
(
こうふく
)
というべきか
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
また、
司馬懿
(
しばい
)
はよく天文を
観
(
み
)
るので、近年北方の星気盛んで、魏に吉運の見えるに反し、
彗星
(
すいせい
)
太白
(
たいはく
)
を犯し、蜀天は
晦
(
くら
)
く、いまや天下の
洪福
(
こうふく
)
は、わが魏皇帝に幸いせん——と予言していたところなので
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「難事だが、事成れば、ひとり御身だけの
洪福
(
こうふく
)
ではない」
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“洪福”の解説
洪福(こうふく)は、ベトナム後黎朝の世宗が使用した元号。1572年。
(出典:Wikipedia)
洪
常用漢字
中学
部首:⽔
9画
福
常用漢字
小3
部首:⽰
13画
“洪福”で始まる語句
洪福寺淵