“ぶっつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打付28.6%
打突19.0%
打附19.0%
打衝9.5%
打着9.5%
打積9.5%
衝突4.8%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れから徳川親藩の越前家と云うような大名か又はその家来が道中をして居る処に打付ぶっつかろうものならソリャたまらない。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
本人に向って直接じか打突ぶっつかってみるがよろしい、ぬしのあるものならばやむを得んが、主のない者ならば諸君の器量次第である、もしまた将を射んとして馬をねらうの筆法に出でんと思うならば
やい何をやアがるんだ、んなものを打附ぶっつけやアがって、畜生め、財布の中へいしころか何か入れて置いて、人の頭へ叩き附けて、ざまア見やアがれ、彼様あんな汚ないなりていながら
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
そして、伸子が蹌踉よろめいて花瓶に打衝ぶっつけたと云う『聖ウルスラ記』は、入口のすぐ脇にある、書棚の上段にあったのです。しかし、その書物は、それがため重心を失うと云うほどの重量ではありません。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
自暴やけと自暴との怖ろしい打着ぶっつかり合いであるようでもあるし、血の出るような、うみの出るような、熱苦しい物凄ものすさまじい心持がここまでつづいて、おたがいにどろどろに溶け合って
大菩薩峠:17 黒業白業の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
馬「かゝア麦湯でも茶でも一杯上げろよ、中の条から打積ぶっつんで来たお客様だ…」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「門口が淋しいから、これを据えるといいだろう」と、云って住職の方を見た監物の眼と住職の驚いた眼が衝突ぶっつかった。
不動像の行方 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)