“うちつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打連33.3%
打付33.3%
打附27.8%
打衝5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ルスは各種の燻製料理をぎっしり詰めこんだ食品容器をさげベラントに目配めくばせをする。そこで三人は打連うちつれだって金博士の住む地下室へと下りていった。
助七は今の口上を聞き、成ほど普通の品より、手堅く出来てはいようが、元々釘で打付うちつけたものだから叩いて毀れぬ事はない、高慢をいうにも程があると思いましたゆえ
名人長二 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
しそうなればもう叔母のゆるしを受けたも同前……チョッいっ打附うちつけに……」ト思ッた事は屡々しばしば有ッたが
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
が、やがて、フラフラ揺れている身体が棒のように硬くなったかと思うと、喪心した旗太郎は、顔を水平に打衝うちつけて卓上に倒れた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)