“ぶちつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
打付50.0%
打着50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
唯都々一は三味線にばち打付ぶちつけてコリャサイなど囃立はやしたつるが故に野鄙やひに聞ゆれども、三十一文字も三味線に合してコリャサイの調子に唄えば矢張り野鄙なる可し。古歌必ずしも崇拝するに足らず。
新女大学 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
この方、あの年増めを見送って、入交いりかわって来るは若いのか、と前髪の正面でも見ようと思えば、霜げた冬瓜とうがん草鞋わらじ打着ぶちつけた、という異体なつらを、ふすまの影からはすに出して
歌行灯 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)