“左利”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひだりき40.0%
ひだりきき40.0%
ひだりきゝ20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「自分でやったのなら、そんなこっちゃあるめえ、それに、右手を使って、こうは自分の喉を切れるものじゃないよ、——虎松は左利ひだりききなら話は別だが」
まず伸子が左利ひだりききでない限りは、『聖ウルスラ記』を右手から投げて頭上を越え、それを花瓶に打衝ぶっつけるということは、全然不可能だろうと思われるのです。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)
「この店で、左利ひだりきゝの者はありませんか」