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左利
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ひだりきき
ふりがな文庫
“
左利
(
ひだりきき
)” の例文
まず伸子が
左利
(
ひだりきき
)
でない限りは、『聖ウルスラ記』を右手から投げて頭上を越え、それを花瓶に
打衝
(
ぶっつ
)
けるということは、全然不可能だろうと思われるのです。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
お延のすぐ前に坐っていた十四になる妹娘の
百合子
(
ゆりこ
)
は
左利
(
ひだりきき
)
なので、左の手に軽い小さな
象牙製
(
ぞうげせい
)
の双眼鏡を持ったまま、その
肱
(
ひじ
)
を、赤い
布
(
きれ
)
で
裹
(
つつ
)
んだ
手摺
(
てすり
)
の上に
載
(
の
)
せながら、
後
(
うしろ
)
をふり返った。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
左
常用漢字
小1
部首:⼯
5画
利
常用漢字
小4
部首:⼑
7画
“左”で始まる語句
左
左様
左右
左手
左樣
左程
左舷
左袒
左褄
左側