“ぶっ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
77.8%
5.6%
5.6%
5.6%
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲「なに肥料こやしをしないものはないが、直接じかに肥料を喰物くいものぶっかけて喰う奴があるか、しからん理由わけの分らん奴じゃアないか」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
私は柄杓ひしゃくで水を浴せ掛ると、鶩は噂好うわさずきなお婆さんぶって、泥の中を蹣跚よろよろしながら鳴いて逃げて行きました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
あなたと小歌さんです争われないのねえお奢んなさいと云って、やきもちが浜田さんだって、いい加減におしよと小歌の脊中をぶったのに意味があったようだが、貞之進は全体が何事とも分らない
油地獄 (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)
いろいろぶっそうなので、町々では青年団なぞがそれぞれ自警団を作り、うろんくさいものがいりこむのをふせいだり、火の番をしたりして警戒しました。
大震火災記 (新字新仮名) / 鈴木三重吉(著)
われが友達の奥田おくだかね野郎なア立派なわけしゅになったよ、われがと同年おねえどしだが、此の頃じゃア肥手桶こいたごも新しいんでなけりゃかつぎやアがんねえ、其様そんなに世話ア焼かさずにぶっされよ
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)