“刀背打”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みねう66.7%
むねうち33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いきなり、彼の手から、野太刀をひッたくって、刀背打みねうちに撲りかけた。驚いて、その手もとを抑え
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
少しも騒がず左右から打込んで来る息杖の下をくゞりながら、木剣作りの小脇差を引抜いて刀背打みねうちに一人の肩口をしたゝかに打つ、打たれて一人は斬られたかと心得
倒れる処を其の者の抜きました長物ながもの刀背打むねうちに二ツ三ツちましたが、七人力ある人にぶたれたのですからたまりません
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)