“むねうち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
背打50.0%
胸打33.3%
刀背打16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の者には親の敵だと、未だ年もかんで親の敵姉の敵を討とうと云う其の志ある壮者わかものを、怪我させまいと背打むねうちにする心得だったが、困った事を致したな、こりゃア不便ふびんな事を致した、手がはずんだから
敵討札所の霊験 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
寒いが闇にひらめいてひやりと胸打むねうちを喰わせられたような心持がする。
琴のそら音 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
倒れる処を其の者の抜きました長物ながもの刀背打むねうちに二ツ三ツちましたが、七人力ある人にぶたれたのですからたまりません
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)