“胸打”の読み方と例文
読み方割合
むねうち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
切られるようなる人で無いから、粥河圖書は短かな二尺三寸ばかりの刀をもって、胸打むねうちにしてどーんと打込むと、の者は切られたと思い、腕前に恐れてばら/\/\下男諸共転がるように
寒いが闇にひらめいてひやりと胸打むねうちを喰わせられたような心持がする。
琴のそら音 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)