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打背
ふりがな文庫
“打背”の読み方と例文
読み方
割合
うちそむ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うちそむ
(逆引き)
言
(
い
)
ふと、
齊
(
ひと
)
しく、
俄然
(
がぜん
)
として
又
(
また
)
美少年
(
びせうねん
)
と
成
(
な
)
つて、
婦人
(
ふじん
)
の
打背
(
うちそむ
)
く
頬
(
ほゝ
)
に
手
(
て
)
を
當
(
あ
)
てた。が、すらりと
身
(
み
)
を
拔
(
ぬ
)
いて、
椅子
(
いす
)
に
立
(
た
)
つた。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
汗を流さんと風呂場に急ぐ廊下の
交互
(
すれちがひ
)
に、貫一はあたかもかの客の湯上りに出会へり。こたびも彼は
面
(
おもて
)
を見せじとやうに、
慌忙
(
あわただし
)
く
打背
(
うちそむ
)
きて過行くなり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
と法師から
打背
(
うちそむ
)
く、と
俤
(
おもかげ
)
のその薄月の、
婦人
(
おんな
)
の風情を
思遣
(
おもいや
)
ればか、
葦簀
(
よしず
)
をはずれた日のかげりに、姥の
頸
(
うなじ
)
が白かった。
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
打背(うちそむ)の例文をもっと
(4作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
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打笑
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検索の候補
背打
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顔打背
“打背”のふりがなが多い著者
尾崎紅葉
泉鏡太郎
泉鏡花