トップ
>
うちそむ
ふりがな文庫
“うちそむ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
打背
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打背
(逆引き)
満枝は
打背
(
うちそむ
)
けたる顔の
半
(
なかば
)
をシオウルの
端
(
はし
)
に包みて、握れる手をば
弥
(
いよい
)
よ固く
緊
(
し
)
めたり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
されども彼は猶目を放たず、宮はわざと
打背
(
うちそむ
)
きて、
裁片畳
(
きれたたふ
)
の内を
撈
(
かきさが
)
せり。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
と言懸けて、頬のこけた横顔になって
打背
(
うちそむ
)
いた。——小松原の肩のあたりから
片面
(
かたおも
)
の
耳朶
(
みみたぶ
)
かけて、天井の暗さが
倒
(
さかさま
)
に襲ったのを、
熟
(
じっ
)
と見ながら、これがある婦人と心中しようとした男だと
頷
(
うなず
)
いた。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うちそむ(打背)の例文をもっと
(4作品)
見る