“刀背”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
みね71.4%
とうはい14.3%
ミネ14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、背にある太阿たいあノ剣をぬきはなった。そして剣の刀背みね眉間みけんに立てて何やら一念、呪文じゅもんをとなえるらしい姿であった。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから刀を取って、右手で左の脇腹を突き刺し、左手ゆんで刀背とうはいを押して切り下げ、右手に左手を添えて、刀を右へ引き廻し、右の脇腹に至った時、更に左手で刀背を押して切り上げた。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
刀背ミネノヤウナ眩暈ガメグリ
逸見猶吉詩集 (新字旧仮名) / 逸見猶吉(著)