“とうはい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
刀背50.0%
榻背50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから刀を取って、右手で左の脇腹を突き刺し、左手ゆんで刀背とうはいを押して切り下げ、右手に左手を添えて、刀を右へ引き廻し、右の脇腹に至った時、更に左手で刀背を押して切り上げた。
堺事件 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
倒るるごとくにみちこしかけりて、くがごとく熱し、つちにて打たるるごとく響くかしら榻背とうはいに持たせ、死したるごときさまにて幾時いくときをか過しけん。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)