トップ
>
打
>
うち
ふりがな文庫
“
打
(
うち
)” の例文
仮令先方では気づかなくても、私は今、あの娘の美しい幻を描きながら、この巻紙の上に、思いのたけを
打
(
うち
)
あけることが出来るのだ
虫
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
と言うを耳にも掛けず、これでも言わねえか/\と二つ三つ続け
打
(
うち
)
に
打
(
う
)
たれて、多助は心の中で、情ないとは思いながらもしおらしく
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打
(
うち
)
ければ
額
(
ひたひ
)
より
血
(
ち
)
流
(
なが
)
れけるに四郎右衞門今は
堪忍
(
かんにん
)
成難
(
なりがた
)
しと思へども其身
病勞
(
やみつかれ
)
て居るゆゑ
何共
(
なにとも
)
詮方
(
せんかた
)
なく無念を堪へ
寥々
(
すご/\
)
とこそ歸りけれ
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
向ひの家の二階のはづれを
僅
(
わづ
)
かにもれ
出
(
いづ
)
る影したはしく、大路に
立
(
たち
)
て心ぼそく
打
(
うち
)
あふぐに、秋風たかく吹きて空にはいさゝかの雲もなし。
あきあはせ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
例之
(
たとえ
)
ば筆法を正すにも「
徳安
(
とくあん
)
さん、その点はこうお
打
(
うち
)
なさいまし」という。鉄三郎はよほど前に
小字
(
おさなな
)
を
棄
(
す
)
てて徳安と称していたのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
▼ もっと見る
嬉しく走りつきて石をあわせ、ひたと
打
(
うち
)
ひしぎて
蹴飛
(
けと
)
ばしたる、石は躑躅のなかをくぐりて小砂利をさそい、ばらばらと谷深くおちゆく音しき。
竜潭譚
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
僕の胸の底に、どうしても癒すことの出来ない痛みがあるのだよ、——正直に
打
(
うち
)
あけると、それは三十何年か前その人あるが故に、ブラジル行を
奇談クラブ〔戦後版〕:17 白髪の恋
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
幾度か
打
(
うち
)
かえし/\見て、印紙正しく張り
付
(
つけ
)
、漸く差し
出
(
いだ
)
したるに
受取
(
うけとっ
)
たと
計
(
ばかり
)
の返辞もよこさず、今日は明日はと待つ郵便の
空頼
(
そらだのめ
)
なる不実の仕方
風流仏
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
三年回でしたから、私たちからのお供えとして、丸帯の立派なのをこわして仏壇の「
打
(
うち
)
しき」をこしらえてもって行きました。お気に入った様子です。
獄中への手紙:07 一九四〇年(昭和十五年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
仕て見ん事にや(谷)サ夫が生意気だと云うのだ自分で分らぬ癖に人の云う事に
批
(
ひ
)
を
打
(
うち
)
たがる(大)けどが君
無惨
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
かやうの所いづかたにもあるゆゑに
下踏
(
げた
)
の
歯
(
は
)
に
釘
(
くぎ
)
をならべ
打
(
うち
)
て
蹉跌
(
すべら
)
ざる
為
(
ため
)
とす。
唐土
(
もろこし
)
にては是を
欙
(
るゐ
)
とて山にのぼるにすべらざる
履
(
はきもの
)
とす、
欙
(
るゐ
)
和訓
(
わくん
)
カンジキとあり。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
お登和嬢「お蕎麦はどういう風にお
打
(
うち
)
なさいます、やっぱり少しは小麦粉を
繋
(
つな
)
ぎにお
混
(
まぜ
)
なさいますか」妻君
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
何処
(
どこ
)
の国に親が帰つて来て孤独になる子がありませうか。
母様
(
かあさん
)
の
処
(
ところ
)
へ
行
(
ゆ
)
け
行
(
ゆ
)
けと云つてはその一番可愛い
佐保子
(
さほこ
)
の頭をお
打
(
うち
)
になる音を私にお聞かせになりました。
遺書
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
とわたしは自分の
常談
(
じょうだん
)
を
打
(
うち
)
きって、わたしの日ごろの空想のつづきを、仙人に話しつづけたのです——
オカアサン
(新字新仮名)
/
佐藤春夫
(著)
打
(
うち
)
やつて置くと、おつゆは學校行きを實行する氣配は見えなかつた。そして、ふとまた改つた口調で
仮面
(旧字旧仮名)
/
正宗白鳥
(著)
あっしもきょうまで、これぞと
思
(
おも
)
った
人形
(
にんぎょう
)
を、七つや十はこさえて
来
(
き
)
たが、これさえ
仕上
(
しあ
)
げりゃ、
死
(
し
)
んでもいいと
思
(
おも
)
った
程
(
ほど
)
、
精魂
(
せいこん
)
を
打
(
うち
)
込
(
こ
)
んだ
作
(
さく
)
はしたこたァなかった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
巳之助はマッチのかわりに、マッチがまだなかったじぶん使われていた
火
(
ひ
)
打
(
うち
)
の道具を持って来た。
おじいさんのランプ
(新字新仮名)
/
新美南吉
(著)
自分の前を手品の蝶之助がイボ
打
(
うち
)
という太鼓を叩く男を連れて高声で私の噂をしながら行く。
初看板
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
「これはこれは片里どの、折よいお
訪
(
たずね
)
をうけて、わしも大変うれしいのじゃ。この程久しく
打
(
うち
)
たえておったので、こなたからお訪ねしようとしていた折柄——まず、それへ」
艶容万年若衆
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
自分はそれを見た時、博士のやうな運命のために
騙
(
だま
)
し
打
(
うち
)
に遭つたものが、念仏の声
位
(
くらゐ
)
で成仏出来るものかと思つた。よしまた成仏出来るにしても博士は成仏すまいと思つた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
しかるに、走り行く
此方
(
こなた
)
の車内では、税務署か
小林区
(
しょうりんく
)
署の小役人らしき
気障
(
きざ
)
男、洪水に悩める女の有様などを面白そうに
打
(
うち
)
眺めつつ、隣席の連れと
覚
(
お
)
ぼしき薄髭の痩男に向い
本州横断 癇癪徒歩旅行
(新字新仮名)
/
押川春浪
(著)
ところがお延のために征服される彼はやむをえず征服されるので、
心
(
しん
)
から帰服するのではなかった。堂々と愛の
擒
(
とりこ
)
になるのではなくって、常に
騙
(
だま
)
し
打
(
うち
)
に会っているのであった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
兵法者に
打
(
うち
)
かち、十六歳にして、但馬国秋山といふ強力の兵法者に打勝ち、二十一歳にて、都に上り、天下の兵法者に逢ひて、数度の勝負を決すといへども、勝利を得ずといふ事なし。
随筆 宮本武蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
まだ眼玉の黒いうちに、辻川のやつに
一
(
ひ
)
と
打
(
うち
)
でも二た打でも恨みを報いてやらぬでは、死のうたって死なれませぬじゃ。……ホラホラ辻川のロケットが、また首を建て直したようじゃ。
地球盗難
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
其
(
その
)
頃私が人に
打
(
うち
)
語りしことに心細き筋多かりしに
候
(
さふら
)
ふべし。
明日
(
あす
)
の朝より印度洋の
向
(
むか
)
ひ風吹くと云ひて船員達の喜びて語れる夜のやや更けゆくに、早く私の船室の窓は風を運び
初
(
そ
)
め
候
(
さふらふ
)
。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
「本田か、ふむ。……だが、室崎と一
騎
(
き
)
打
(
うち
)
では、ちょっと骨だったろう。」
次郎物語:02 第二部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
意気地
(
いきじ
)
と張りを命にして、張詰めた
溜涙
(
ためなみだ
)
をぼろぼろこぼすのと違って、細い、きれの長い、情のある
眦
(
まなじり
)
をうるませ、
几帳
(
きちょう
)
のかげにしとしとと、春雨の降るように泣きぬれ、
打
(
うち
)
かこちた姿である。
明治美人伝
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
あわれ歌人よ「闇に梅匂ふ」の趣向はもはや
打
(
うち
)
どめに
被成
(
なされ
)
てはいかがや。
歌よみに与ふる書
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
この客の
言
(
ことば
)
を尽せるにも
理
(
ことわり
)
聞えて、
無下
(
むげ
)
に
打
(
うち
)
も棄てられず、されども貫一が唯涙を流して一語を
出
(
いだ
)
さず、いと善く識るらん人をば覚無しと言へる、これにもなかなか
所謂
(
いはれ
)
はあらんと
推測
(
おしはから
)
るれば
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
おつぎは
釣瓶
(
つるべ
)
の
竹竿
(
たけざを
)
が
北
(
きた
)
から
打
(
うち
)
つける
雪
(
ゆき
)
の
爲
(
ため
)
に
竪
(
たて
)
に
一條
(
ひとすぢ
)
の
白
(
しろ
)
い
線
(
せん
)
を
描
(
ゑが
)
きつゝあるのを
見
(
み
)
た。ちら/\と
目
(
め
)
を
昏
(
くらま
)
すやうな
雪
(
ゆき
)
の
中
(
なか
)
に
樹木
(
じゆもく
)
は
悉皆
(
みんな
)
純白
(
じゆんぱく
)
な
柱
(
はしら
)
を
立
(
たて
)
て、
釣瓶
(
つるべ
)
の
縁
(
ふち
)
は
白
(
しろ
)
い
丸
(
まる
)
い
輪
(
わ
)
を
描
(
ゑが
)
いて
居
(
ゐ
)
る。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
又は女どもと
打
(
うち
)
つどいて
三味線
(
さみせん
)
引きならいたる夜々のたのしみも、亦おのずから思返されて、かえらぬわかき日のなつかしさに堪えもやらねば、今はさすがに棄てがたき心地せらるるものを
択
(
えら
)
みて
自選 荷風百句
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
まるで
打
(
うち
)
のめされたように叫んだ。
天狗岩の殺人魔
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
ト、途方に
打
(
うち
)
くれゐたる折しも。
こがね丸
(新字旧仮名)
/
巌谷小波
(著)
草庵
(
さうあん
)
に暫く居ては
打
(
うち
)
やふり
蕉
(
せを
)
雑筆
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
老禰宜
(
ろうねぎ
)
の太鼓
打
(
うち
)
居
(
お
)
る祭かな
五百句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
と
縋
(
すが
)
りつくのを五つ六つ続け
打
(
うち
)
にする。
泣転
(
なきころ
)
がる処を無理に取ろうとするから、ピリ/\と蚊帳が裂ける生爪が
剥
(
は
)
がれる。作藏は
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
話
(
はな
)
さないでもお
前
(
まへ
)
は
大抵
(
たいてい
)
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
るだらうけれど
今
(
いま
)
の
傘屋
(
かさや
)
に
奉公
(
ほうこう
)
する
前
(
まへ
)
は
矢張
(
やつぱり
)
己
(
お
)
れは
角兵衞
(
かくべゑ
)
の
獅子
(
しゝ
)
を
冠
(
かぶ
)
つて
歩
(
ある
)
いたのだからと
打
(
うち
)
しをれて
わかれ道
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
糺
(
たゞ
)
しあらためあしき
御政事
(
おんせいじ
)
當時は何時にても
此皷
(
このつゞみ
)
を
打
(
うち
)
て
奏聞
(
そうもん
)
するに
帝
(
てい
)
たとへば
御食事
(
おんしよくじ
)
の時にても
皷
(
つゞみ
)
の
音
(
おと
)
を聞給ひたちまち出させ給ひ
萬民
(
ばんみん
)
の
訴
(
うつたへ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
嬉
(
うれ
)
しく走りつきて石をあはせ、ひたと
打
(
うち
)
ひしぎて
蹴飛
(
けと
)
ばしたる、石は
躑躅
(
つつじ
)
のなかをくぐりて
小砂利
(
こじやり
)
をさそひ、ばらばらと谷深くおちゆく音しき。
竜潭譚
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
然し確証の無いことを深刻に論ずるのは感心出来無いことだ、
憚
(
はゞか
)
るべきことだ、田原藤太を
強
(
し
)
ひて、
何方
(
どちら
)
へ
賭
(
か
)
けようかと考へた
博奕
(
ばくち
)
打
(
うち
)
にするには当らない。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
家の
檐
(
のき
)
にいで
家僕
(
しもべ
)
が雪をほらんとてうちおきたる
木鋤
(
こすき
)
をとり、かのつらゝを
打
(
うち
)
をらんとて一打うちけるに
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
近
(
ちか
)
づいて
見
(
み
)
ると
艇中
(
ていちう
)
には
一個
(
いつこ
)
の
人影
(
ひとかげ
)
もなく、
海水
(
かいすい
)
は
艇
(
てい
)
の
半
(
なか
)
ばを
滿
(
みた
)
して
居
(
を
)
るが、
何
(
なに
)
は
兎
(
と
)
もあれ
天
(
てん
)
の
助
(
たすけ
)
と
打
(
うち
)
よろこび、
少年
(
せうねん
)
をば
浮標
(
ブイ
)
に
托
(
たく
)
し、
私
(
わたくし
)
は
舷側
(
げんそく
)
に
附
(
つ
)
いて
泳
(
およ
)
ぎながら、
一心
(
いつしん
)
に
海水
(
かいすい
)
を
酌出
(
くみだ
)
し
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
彼
(
かれ
)
は
次第
(
しだい
)
に
懷
(
ふところ
)
の
工合
(
ぐあひ
)
が
善
(
よ
)
く
成
(
な
)
り
掛
(
か
)
けたので、
今
(
いま
)
では
其
(
そ
)
の
勢
(
いきほ
)
ひづいた
唐鍬
(
たうぐは
)
の一
打
(
うち
)
は一
打
(
うち
)
と
自分
(
じぶん
)
の
蓄
(
たくは
)
へを
積
(
つ
)
んで
行
(
ゆ
)
く
理由
(
わけ
)
なので、
彼
(
かれ
)
は
餘念
(
よねん
)
もなく
極
(
きは
)
めて
愉快
(
ゆくわい
)
に
仕事
(
しごと
)
に
從
(
したが
)
つて
居
(
ゐ
)
るやうに
成
(
な
)
つたのである。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
だが、私が恐れを為してしまったのでは、あのいじらしく
打
(
うち
)
しおれた静子を誰が慰めるのだ。私は
強
(
し
)
いて平気を装いながら、この脅迫状が小説家の妄想に過ぎないことを、繰返し説く外はなかった。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
不思議
(
ふしぎ
)
や
黄雲
(
くわううん
)
遽然
(
にはかに
)
蒸
(
む
)
して
眼前
(
がんぜん
)
に
聚
(
あつま
)
りぬ、
主從
(
しゆうじう
)
之
(
これ
)
に
打
(
うち
)
鬼桃太郎
(旧字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
〽書生さん橋の
欄干
(
らんかん
)
に腰
打
(
うち
)
かけて———
すみだ川
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
芥子あまの小坊交りに
打
(
うち
)
むれて
荷兮
(
かけい
)
芭蕉について
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
本
(
ほん
)
に
商賣人
(
しようばいにん
)
とて
憎
(
に
)
くらしい
物
(
もの
)
と
次第
(
しだい
)
におもふ
事
(
こと
)
の
多
(
おほ
)
くなれば、いよ/\
寢
(
ね
)
かねて
奧方
(
おくがた
)
は
縮緬
(
ちりめん
)
の
抱卷
(
かいまき
)
打
(
うち
)
はふりて
郡内
(
ぐんない
)
の
蒲團
(
ふとん
)
の
上
(
うへ
)
に
起上
(
おきあが
)
り
給
(
たま
)
ひぬ。
われから
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
はてな、と夫人は、白き
頸
(
うなじ
)
を
枕
(
まくら
)
に着けて、おくれ毛の音するまで、がッくりと
打
(
うち
)
かたむいたが、身の
戦
(
わなな
)
くことなお
留
(
や
)
まず。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と云いながら十三間の平骨の扇で続け
打
(
うち
)
にしても又市は手を放しませんから、
月代際
(
さかやきぎわ
)
の所を扇の
要
(
かなめ
)
の
毀
(
こわ
)
れる程強く突くと、額は破れて流れる血潮。
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“打”を含む語句
打擲
打付
打衝
打捨
打倒
打突
打附
打撲
打合
打棄
打毀
打壊
打破
打切
打遣
打着
打砕
打伏
打叩
打込
...