トップ
>
打伏
ふりがな文庫
“打伏”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
うつぶ
28.6%
うつぶし
21.4%
うちふ
14.3%
うっぷ
14.3%
うちふし
7.1%
うつぶせ
7.1%
うつむ
7.1%
▼ 他 4 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつぶ
(逆引き)
其三尺四方の
溝
(
どぶ
)
のやうな田池の中には、
先刻
(
さつき
)
大酔して人に
扶
(
たす
)
けられて戸外へ出たかの藤田重右衛門が、殆ど池の広さ一杯に、髪を
乱
(
み
)
だし、顔を
打伏
(
うつぶ
)
して、丸で
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
打伏(うつぶ)の例文をもっと
(4作品)
見る
うつぶし
(逆引き)
それは、その翌日、殆ど全村を焼き尽したその
灰燼
(
くわいじん
)
の中に
半
(
なかば
)
焼けた
少女
(
をとめ
)
の死屍を発見した事で、少女は顔を手に当てたまゝ
打伏
(
うつぶし
)
に為つて焼け死んで居た。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
打伏(うつぶし)の例文をもっと
(3作品)
見る
うちふ
(逆引き)
急
(
せ
)
きくる涙に
咽
(
むせ
)
びながら、掻き
口説
(
くど
)
く
言
(
こと
)
の
葉
(
は
)
も定かならず、亂れし心を押し鎭めつ、眼を閉ぢ
首
(
かうべ
)
を俯して石階の上に
打伏
(
うちふ
)
せば、あやにくや、沒落の今の哀れに引き
比
(
くら
)
べて、盛りなりし昔の事
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
打伏(うちふ)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
うっぷ
(逆引き)
そういう人達は行列をジーッと見て居るというより礼拝して地上に
打伏
(
うっぷ
)
してしまうのが多いです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
打伏(うっぷ)の例文をもっと
(2作品)
見る
うちふし
(逆引き)
同じ方でいらっしゃろうとは、あの
打伏
(
うちふし
)
の
巫子
(
みこ
)
に聞いて見ても、わからないのに相違ございません。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
打伏(うちふし)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつぶせ
(逆引き)
流川放送局の前に伏さって死んでいた婦人は赤ん坊に火のつくのを防ぐような姿勢で
打伏
(
うつぶせ
)
になっていたという話や、そうかと思うと瀬戸内海のある島では当日
廃墟から
(新字新仮名)
/
原民喜
(著)
打伏(うつぶせ)の例文をもっと
(1作品)
見る
うつむ
(逆引き)
私は口の中でさう言つて
打伏
(
うつむ
)
いた。悲しいとも淋しいとも、何とも例へやうのない心持であつた。
世の中へ
(新字旧仮名)
/
加能作次郎
(著)
打伏(うつむ)の例文をもっと
(1作品)
見る
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“打”で始まる語句
打
打擲
打棄
打捨
打殺
打倒
打明
打付
打笑
打毀
“打伏”のふりがなが多い著者
金子ふみ子
高山樗牛
加能作次郎
直木三十五
田山花袋
島崎藤村
原民喜
田山録弥
泉鏡花
芥川竜之介