“うつぶせ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
俯伏83.3%
俯臥11.1%
打伏5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
突棒つくぼう刺股さすまたもじりなどを持って追掛おっかけて来て、折り重り、亥太郎を俯伏うつぶせに倒して縄を掛け、すぐに見附へ連れて来て調べると、亥太郎の云うには
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
路傍みちばたの夏草の中に、汚い服裝なりをした一人の女乞食が俯臥うつぶせに寢てゐて、傍には、生れて滿一年とたぬ赤兒が、しやがれた聲を絞つて泣きながら、草の中を這𢌞はひまはつてゐた。
二筋の血 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
流川放送局の前に伏さって死んでいた婦人は赤ん坊に火のつくのを防ぐような姿勢で打伏うつぶせになっていたという話や、そうかと思うと瀬戸内海のある島では当日
廃墟から (新字新仮名) / 原民喜(著)