“俯臥”のいろいろな読み方と例文
読み方(ふりがな)割合
うつぶせ40.0%
うつぶし20.0%
うつぷ20.0%
うつむけ20.0%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
“俯臥”を含む作品のジャンル比率
文学 > 日本文学 > 小説 物語0.1%
(注)比率=対象の語句にふりがなが振られている作品数÷各ジャンルの合計の作品数
土橋を渡ると、両側は若松の並木、其路傍の松蔭の夏草の中に、汚い服装なりをした一人の女乞食が俯臥うつぶせに寝てゐて、傍には、生れて満一年と経たぬ赤児が、嗄れた声を絞つて泣きながら、草の中を這廻つてゐた。
二筋の血 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
土橋を渡ると、兩側は若松の並木、其路傍みちばたの夏草の中に、汚い服裝なりをした一人の女乞食が俯臥うつぶせに寢てゐて、傍には、生れて滿一年とたぬ赤兒が、しやがれた聲を絞つて泣きながら、草の中を這𢌞はひまはつてゐた。
二筋の血 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
こうお雪は嘆いて、力なさそうに溜息ためいきもらした。暫時しばらく、彼女は畳の上に俯臥うつぶしに成っていた。復たお房は泣出した。
家:01 (上) (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
『馬に蹴られて、歩けねえだもん。』と、絶え入りさうに言つて、又俯臥うつぷした。
二筋の血 (旧字旧仮名) / 石川啄木(著)
死体は、そのほとんど右はずれに俯臥うつむけの姿勢で横たわり、右手は、背の方へじ曲げたように甲をしりの上に置き、左手は寝台から垂れ下っていた。
黒死館殺人事件 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)