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俯向形
ふりがな文庫
“俯向形”の読み方と例文
読み方
割合
うつむきなり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うつむきなり
(逆引き)
もちろん衣服も
脱
(
ぬ
)
がぬ、着たまま
円
(
まる
)
くなって
俯向形
(
うつむきなり
)
に腰からすっぽりと入って、
肩
(
かた
)
に
夜具
(
やぐ
)
の
袖
(
そで
)
を
掛
(
か
)
けると手を
突
(
つ
)
いて
畏
(
かしこま
)
った、その
様子
(
ようす
)
は我々と反対で、顔に枕をするのである。
高野聖
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
寐
(
ね
)
る
時
(
とき
)
、
上人
(
しやうにん
)
は
帯
(
おび
)
を
解
(
と
)
かぬ、
勿論
(
もちろん
)
衣服
(
きもの
)
も
脱
(
ぬ
)
がぬ、
着
(
き
)
たまゝ
丸
(
まる
)
くなつて
俯向形
(
うつむきなり
)
に
腰
(
こし
)
からすつぽりと
入
(
はい
)
つて、
肩
(
かた
)
に
夜具
(
やぐ
)
の
袖
(
そで
)
を
掛
(
か
)
けると
手
(
て
)
を
突
(
つ
)
いて
畏
(
かしこま
)
つた、
其
(
そ
)
の
様子
(
やうす
)
は
我々
(
われ/\
)
と
反対
(
はんたい
)
で、
顔
(
かほ
)
に
枕
(
まくら
)
をするのである。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
俯向形(うつむきなり)の例文をもっと
(2作品)
見る
俯
漢検1級
部首:⼈
10画
向
常用漢字
小3
部首:⼝
6画
形
常用漢字
小2
部首:⼺
7画
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俯向
俯向加減
俯向伏
俯向勝
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泉鏡花