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うちふ
ふりがな文庫
“うちふ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
打臥
35.3%
打振
23.5%
打掉
17.6%
打俯
11.8%
打伏
11.8%
▼ 他 2 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
打臥
(逆引き)
「お父上は?」と、老父の状を問い、先ごろからご
微恙
(
びよう
)
できのうまで
打臥
(
うちふ
)
しておられたが、きょうは床を払って朝からお待ちになっていると聞くと
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
うちふ(打臥)の例文をもっと
(6作品)
見る
打振
(逆引き)
前途
(
ゆくて
)
を
遙
(
はるか
)
に、ちら/\と燃え行く炎が、
煙
(
けぶり
)
ならず白い
沫
(
しぶき
)
を飛ばしたのは、
駕籠屋
(
かごや
)
が
打振
(
うちふ
)
る
昼中
(
ひるなか
)
の
松明
(
たいまつ
)
であつた。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
うちふ(打振)の例文をもっと
(4作品)
見る
打掉
(逆引き)
憎さも憎しと得三が、
地蹈韛
(
じだんだ
)
ふんで縦横に
刃
(
やいば
)
を
打掉
(
うちふ
)
る滅多打。声はようよう
遥
(
はるか
)
になり、北の台にて
哀
(
かなし
)
げに
活人形
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うちふ(打掉)の例文をもっと
(3作品)
見る
▼ すべて表示
打俯
(逆引き)
おずおずその袂を
曳
(
ひ
)
きて、
惻隠
(
そくいん
)
の
情
(
こころ
)
を動かさむとせり。
打俯
(
うちふ
)
したりし
婦人
(
おんな
)
は
蒼白
(
あおじろ
)
き顔をわずかに
擡
(
もた
)
げて
取舵
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
うちふ(打俯)の例文をもっと
(2作品)
見る
打伏
(逆引き)
車馬
(
しゃば
)
の通行を
留
(
と
)
めた場所とて、人目の恥に
歩行
(
あゆ
)
みも成らず、——金方の計らひで、——
万松亭
(
ばんしょうてい
)
と言ふ
汀
(
みぎわ
)
なる料理店に、とに
角
(
かく
)
引籠
(
ひっこも
)
る事にした。紫玉は
唯
(
ただ
)
引被
(
ひっかつ
)
いで
打伏
(
うちふ
)
した。が、
金方
(
きんかた
)
は油断せず。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
うちふ(打伏)の例文をもっと
(2作品)
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