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打臥
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うちふ
ふりがな文庫
“
打臥
(
うちふ
)” の例文
心地すぐれざるも
打臥
(
うちふ
)
すほどにもあらねば
病
(
や
)
めりとはいひがたし。
病
(
やまい
)
なくして病あるが如き身のさまこそいぶかしけれ。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
「お父上は?」と、老父の状を問い、先ごろからご
微恙
(
びよう
)
できのうまで
打臥
(
うちふ
)
しておられたが、きょうは床を払って朝からお待ちになっていると聞くと
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
三吉が膝とほぼ直角をなして(はてむずかしい形容だ、)
打臥
(
うちふ
)
したる
天窓
(
あたま
)
ありしが、この時むくと起直りて
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
只病気とのみ申し
打臥
(
うちふ
)
したまゝ
一言
(
いちごん
)
も女房の邪慳なことを口外致しませぬ故、一向心付かんで居りました
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
旧識同伴の
間闊
(
とおどおしき
)
を恨み、生前には
名聞
(
みょうもん
)
の遂げざるを
愁
(
うれ
)
え、死後は
長夜
(
ちょうや
)
の
苦患
(
くげん
)
を恐れ、目を
塞
(
ふさ
)
ぎて
打臥
(
うちふ
)
し居たるは、
殊勝
(
しゅしょう
)
に物静かなれども、胸中騒がしく、心上苦しく、三合の病いに
般若心経講義
(新字新仮名)
/
高神覚昇
(著)
▼ もっと見る
かぼそくも
打臥
(
うちふ
)
しおはす風邪寝かな
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
臥
漢検準1級
部首:⾂
8画
“打臥”で始まる語句
打臥居