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惻隠
ふりがな文庫
“惻隠”の読み方と例文
旧字:
惻隱
読み方
割合
そくいん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そくいん
(逆引き)
かかる手記を御覧候わば、恵み深き貴下は必ずや
惻隠
(
そくいん
)
の情を起こし下さるべしと存候。真の哲学者は常に強き情緒を感ずるものに候えば。
レ・ミゼラブル:06 第三部 マリユス
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
その時の美妙の返事は敗残者の卑下した文体で、勝誇った
寵児
(
ちょうじ
)
のプライドに
充
(
み
)
ちた昔の面影は微塵も見られないで
惻隠
(
そくいん
)
に堪えられなかった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
先生の
仁慈
(
じんじ
)
惻隠
(
そくいん
)
、忠義慨然、
呂望
(
りょぼう
)
の才を
展
(
の
)
べ子房の大器を
施
(
ほどこ
)
すを。備、これを敬うこと神明の如く、これを望むや
山斗
(
さんと
)
の如し。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
惻隠(そくいん)の例文をもっと
(28作品)
見る
惻
漢検1級
部首:⼼
12画
隠
常用漢字
中学
部首:⾩
14画
“惻”で始まる語句
惻々
惻然
惻心
惻懚
惻隱
“惻隠”のふりがなが多い著者
ヴィクトル・ユゴー
押川春浪
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
ロマン・ロラン
国枝史郎
南方熊楠
内田魯庵
幸田露伴
吉川英治
中里介山