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惻々
ふりがな文庫
“惻々”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
そくそく
97.2%
そく/\
2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そくそく
(逆引き)
十節以後の痛切深刻なる悲哀の発表を見よ。その辞
惻々
(
そくそく
)
読む者の心をうたねばやまぬ。人の弱さとしてこれ実にやむを得ないのである。
ヨブ記講演
(新字新仮名)
/
内村鑑三
(著)
ことによるとそのあとで、「
竜華寺
(
りゅうげじ
)
に
詣
(
もう
)
ずるの記」くらいは、
惻々
(
そくそく
)
たる
哀怨
(
あいえん
)
の辞をつらねて、書いたことがあるかもしれない。
樗牛の事
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
惻々(そくそく)の例文をもっと
(35作品)
見る
そく/\
(逆引き)
慥
(
たし
)
かに書き方にたど/\しい節も見えるのであるが、そう云ういろ/\の不確実性を含むに拘らず、今日それを読んでも何かしら
惻々
(
そく/\
)
として胸を打つものがあり
聞書抄:第二盲目物語
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
惻々(そく/\)の例文をもっと
(1作品)
見る
惻
漢検1級
部首:⼼
12画
々
3画
“惻”で始まる語句
惻隠
惻然
惻心
惻懚
惻隱
“惻々”のふりがなが多い著者
本庄陸男
高見順
金史良
林不忘
内村鑑三
吉川英治
橘外男
内田魯庵
尾崎士郎
中島敦