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うちふ
ふりがな文庫
“
打振
(
うちふ
)” の例文
『お月さまにだって、おいらが見えるんだ。お日さまにだってよ! ばんざい!』こう言いながら、小僧はほうきを
打振
(
うちふ
)
りました
絵のない絵本:01 絵のない絵本
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
前途
(
ゆくて
)
を
遙
(
はるか
)
に、ちら/\と燃え行く炎が、
煙
(
けぶり
)
ならず白い
沫
(
しぶき
)
を飛ばしたのは、
駕籠屋
(
かごや
)
が
打振
(
うちふ
)
る
昼中
(
ひるなか
)
の
松明
(
たいまつ
)
であつた。
貴婦人
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
敵は何とも答えずに、力の限り
跳返
(
はねかえ
)
そうと
悶
(
もが
)
いたが、柔道を心得たる忠一は急所を押えて放さぬので、敵は倒れながらに刃物を
打振
(
うちふ
)
って、下から忠一の
喉
(
のど
)
を突こうと企てた。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
間
(
ま
)
もなく
私
(
わたくし
)
は
海
(
うみ
)
の
修行場
(
しゅぎょうば
)
を
引
(
ひ
)
き
上
(
あ
)
げて、
永久
(
えいきゅう
)
に
神社
(
じんじゃ
)
の
方
(
ほう
)
に
引
(
ひ
)
き
移
(
うつ
)
りましたが、それと
殆
(
ほと
)
んど
同時
(
どうじ
)
に
馬
(
うま
)
も
数間
(
かずま
)
の
爺
(
じい
)
やに
曳
(
ひ
)
かれて、
頭
(
あたま
)
を
打振
(
うちふ
)
り
打振
(
うちふ
)
り
歓
(
よろこ
)
び
勇
(
いさ
)
んで
私
(
わたくし
)
の
所
(
ところ
)
に
現
(
あら
)
われました。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
振
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“打振”で始まる語句
打振々々