トップ
>
打
>
ぶつ
ふりがな文庫
“
打
(
ぶつ
)” の例文
いやな
風体
(
ふうてい
)
な奴が
後
(
あと
)
から附けて来ましたから、
盗賊
(
どろぼう
)
だと思いましたゆえ、逃げ出す途端に、
貴方
(
あなた
)
に
打
(
ぶつ
)
かりまして、何とも申訳がありません
塩原多助一代記
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
母親は物優しく「まあ二郎ちゃん、お前さんは何をしだい、何もしない兄さんを
打
(
ぶつ
)
なんて、お父さんがお帰りですと叱られたら
何
(
どう
)
なさいます。さあお
詫
(
わび
)
をなさい。」
迷い路
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
やっぱり横の方へ横の方へと飛んでは
打
(
ぶつ
)
かり、打かっては飛んで、死ぬ程苦しんでいます。
虻のおれい
(新字新仮名)
/
夢野久作
、
香倶土三鳥
(著)
道々私は
唱
(
うた
)
いにくい
音諧
(
おんかい
)
を大声で歌ってその友人にきかせました。それが歌えるのは私の気持のいい時に限るのです。我善坊の方へ来たとき私達は一つの面白い事件に
打
(
ぶつ
)
かりました。
橡の花
(新字新仮名)
/
梶井基次郎
(著)
打
(
ぶつ
)
かって跳返されて泣いてゐる
鶴彬全川柳
(新字旧仮名)
/
鶴彬
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“打”を含む語句
打擲
打付
打衝
打捨
打倒
打突
打附
打撲
打合
打棄
打毀
打壊
打破
打切
打遣
打着
打砕
打伏
打叩
打込
...