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打
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たた
ふりがな文庫
“
打
(
たた
)” の例文
皆気が利かないから私でも居なければ、暖まらない時に湯タンポを入れたり、夜着の肩を
打
(
たた
)
いてあげるのは一人も居ないんですものねえ。
農村
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
そして又太鼓を
打
(
たた
)
いて踊り始めたのです。けれども馬鹿七は、さつさと山へ上つて行きました。そして土を掘つて
叮嚀
(
ていねい
)
に、
其
(
その
)
杉苗を植ゑました。
馬鹿七
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
と
明徳利
(
あきどくり
)
の横面いきなり
打
(
たた
)
き飛ばせば、
砕片
(
かけら
)
は散って皿小鉢
跳
(
おど
)
り出すやちんからり。
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
百のしもどを
打
(
たた
)
かれて
枯草
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
かん誘員(小僧から
打
(
たた
)
きあげ、十七八で帳つけとなり、外へ出て勧誘員となるときには、まるで成年のような風をする)
日記:08 一九二二年(大正十一年)
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
▼ もっと見る
で、多勢はお宮の境内で、太鼓を
打
(
たた
)
いて歌ひながら、
雨乞踊
(
あまごひをどり
)
をいたしました。智慧蔵は馬鹿な踊をする
奴
(
やつ
)
らだと言ひながら、その雨乞踊を見に行きました。
馬鹿七
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
足に止まった蚊を無作法な音をたてて
打
(
たた
)
いたりしながら云い訳に苦しんで居る橋本の金の事を考えて居た。
お久美さんと其の周囲
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
「しめたぞ! 狸さん、早くその太鼓を
打
(
たた
)
いて、聞かせてお
呉
(
く
)
れ!」と云つて、ニコニコ笑ひながら、竹の杖に
縋
(
すが
)
つて伸び上つて見ますと、森の中一面に、大きな古狸が
馬鹿七
(新字旧仮名)
/
沖野岩三郎
(著)
打
常用漢字
小3
部首:⼿
5画
“打”を含む語句
打擲
打付
打衝
打捨
打倒
打突
打附
打撲
打合
打棄
打毀
打壊
打破
打切
打遣
打着
打砕
打伏
打叩
打込
...