“雨乞踊”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまごいおど50.0%
あまごいおどり25.0%
あまごひをどり25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、その余力を以て、両方の村々が仲よく相一致して、雨乞踊あまごいおどりでも催して、天に祈り、人を喜ばしてみちゃどうだ、そのうちには何か効験がないということもあるまい
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
雨乞いに鉦を打ち太鼓たいこを鳴らし、それにつれて雨乞踊あまごいおどりをもよおすなどは常の例で、そのなかでも変っているのは紀州の岩代いわしろという村などでは、昔は大きなかにをとらえて踊山おどりやまという山の峰にのぼり
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
で、多勢はお宮の境内で、太鼓をたたいて歌ひながら、雨乞踊あまごひをどりをいたしました。智慧蔵は馬鹿な踊をするやつらだと言ひながら、その雨乞踊を見に行きました。
馬鹿七 (新字旧仮名) / 沖野岩三郎(著)