切立きりた)” の例文
で、のものどものつたはうは、ぐるみ地壓ぢおさへのくひ露顯あらはに、どろくづれた切立きりたてで、うへには樹立こだち參差すく/\ほねつなぐ。
三人の盲の話 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
何故なぜ早く云わん、それじゃア狼藉者ろうぜきものが忍び込み、飯島が流石さすが手者てしゃでも多勢たぜい無勢ぶぜい切立きりたてられているのを、お前が一方を切抜けて知らせに来たのだろう、宜しい、手前は剣術は知らないが