“手者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
てしゃ80.0%
てもの20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お検死の仰しゃるには余程手者てしゃが斬ったのであろうと、それに親父ちゝがたしなみの脇差をして出ましたが、其の脇差は貞宗でございますから
業平文治漂流奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
其の時検使に立ちました役人の評議にも、誰が殺したか、織江も手者てしゃだから容易な者に討たれる訳はないが、たくんでした事か、どうも様子が分らん。
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「成る程——して、中々、手者てものだと聞くが、尋常に名乗りかけて討ったか」
三人の相馬大作 (新字新仮名) / 直木三十五(著)