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切詰
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きりつ
ふりがな文庫
“
切詰
(
きりつ
)” の例文
湯治
(
たうぢ
)
を
幾日
(
いくにち
)
、
往復
(
わうふく
)
の
旅錢
(
りよせん
)
と、
切詰
(
きりつ
)
めた
懷中
(
ふところ
)
だし、あひ
成
(
な
)
りませう
事
(
こと
)
ならば、
其
(
そ
)
の
日
(
ひ
)
のうちに
修善寺
(
しゆぜんじ
)
まで
引返
(
ひきかへ
)
して、
一旅籠
(
ひとはたご
)
かすりたい。
雨ふり
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
切詰
(
きりつ
)
めた予算だけしか有しておらぬことであるから、当人は人一倍
困悶
(
こんもん
)
したが、どうも病気には勝てぬことであるから、
暫
(
しばら
)
く学事を
抛擲
(
ほうてき
)
して心身の保養に
力
(
つと
)
めるが
宜
(
よ
)
いとの勧告に従って
観画談
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
即ち、自分の犯罪の痕跡という痕跡、証拠という証拠を
悉
(
ことごと
)
く自分の手で調べ上げて、どうしても自分が犯人でなければならぬ事が、云わず語らずの中にわかる……という紙一枚のところまで
切詰
(
きりつ
)
める。
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
この辺は冬が永いので
後先
(
あとさき
)
を
切詰
(
きりつ
)
めて三月と九月にしている。
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
切
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
“切”で始まる語句
切
切支丹
切尖
切先
切羽
切々
切符
切歯
切迫
切通