“暇々”の読み方と例文
読み方割合
ひまひま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「たとい女人ともあれ、お身ほどの御仁なら我ら求めても法を説き聞かせたい。御奉公の暇々ひまひまにはたずねて参られい」
玉藻の前 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
毎日幾度となく湯につかったり、散歩したり、寝転んだり、そしてその暇々ひまひまに筆をったりして至極暢気のんきに日を送っていたのです、ある日のことでした。
黒手組 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
講演の暇々ひまひまにそれらのものに接することに大きな喜びを感ぜられたのでした。