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暇々
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ひまひま
ふりがな文庫
“
暇々
(
ひまひま
)” の例文
「たとい女人ともあれ、お身ほどの御仁なら我ら求めても法を説き聞かせたい。御奉公の
暇々
(
ひまひま
)
にはたずねて参られい」
玉藻の前
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
毎日幾度となく湯につかったり、散歩したり、寝転んだり、そしてその
暇々
(
ひまひま
)
に筆を
執
(
と
)
ったりして至極
暢気
(
のんき
)
に日を送っていたのです、ある日のことでした。
黒手組
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
講演の
暇々
(
ひまひま
)
にそれらのものに接することに大きな喜びを感ぜられたのでした。
アインシュタイン教授をわが国に迎えて
(新字新仮名)
/
石原純
(著)
兎角
(
とか
)
うする間に、一人居の物淋しき
暇々
(
ひまひま
)
、沈み行く心いかにか引きかへさめと、足弱机ひきよせて旅硯呑みさしの茶に
磨
(
す
)
り、料紙の小半紙
皺
(
しわ
)
のべて、心ともなく筆を染めける小詩の二つ三つ
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
浅草公園で一度春泥に
合
(
あ
)
ったのを元にして、原稿取りの仕事の
暇々
(
ひまひま
)
には、熱心に探偵の真似事を始めた。
陰獣
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
暇
常用漢字
中学
部首:⽇
13画
々
3画
“暇”で始まる語句
暇
暇乞
暇潰
暇取
暇人
暇出
暇日
暇状
暇請
暇具合