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苦蟲
ふりがな文庫
“苦蟲”の読み方と例文
新字:
苦虫
読み方
割合
にがむし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にがむし
(逆引き)
「いくらおとなしく話さうたツて」と、義雄はお鳥を見て、「あの
苦蟲
(
にがむし
)
を
噛
(
か
)
みつぶした樣な
面
(
つら
)
をされては——」
泡鳴五部作:04 断橋
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
「先生は何故もつと快活になつて下さらないのです。先生の顏附は何時も
苦蟲
(
にがむし
)
を噛み潰したやうな顏です。」
猫又先生
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
見
(
み
)
ると、
自分
(
じぶん
)
の
前
(
まへ
)
には
女王樣
(
ぢよわうさま
)
が、
腕
(
うで
)
を
拱
(
こまね
)
いて
立
(
た
)
つて
居
(
を
)
られました、
苦蟲
(
にがむし
)
を
噛
(
か
)
みつぶしたやうな
可厭
(
いや
)
な
顏
(
かほ
)
して。
愛ちやんの夢物語
(旧字旧仮名)
/
ルイス・キャロル
(著)
苦蟲(にがむし)の例文をもっと
(5作品)
見る
苦
常用漢字
小3
部首:⾋
8画
蟲
部首:⾍
18画
“苦”で始まる語句
苦
苦悶
苦笑
苦々
苦痛
苦患
苦力
苦労
苦手
苦衷
“苦蟲”のふりがなが多い著者
ルイス・キャロル
岩野泡鳴
南部修太郎
長塚節
石川啄木