“づけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
22.2%
16.7%
付肴5.6%
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんなふうに自己陶酔とうすいおちいるようでは、今日は最悪の日だったね。アルコールづけになって生きている動物はないよ。はっはっはっはっ。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
いいさまづさせて見てくれろとて氷袋の口を開いて水をしぼり出す手振りの無器用さ、雪や少しはお解りか、兄様にいさんつむりを冷して下さるのですよとて、母の親心づけれども何の事とも聞分ききわけぬと覚しく
うつせみ (新字旧仮名) / 樋口一葉(著)
孔明が荊州を立つときに出した七月十日づけの返簡の飛脚は、やがて玄徳の手にとどいた。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これは恐入おそれいつたね、おまへはお茶人ちやじんだね、あゝこれ/\の悪いぜんに、……むか付肴づけ残余のこつてるのをけて、おしるけてチヨツと会席風くわいせきふうにして……乃公わしもね茶道ちやきだからね
つぶれてしまったけれど、まだ形だけは残っている。アルコールづけにしよう。」
椰子蟹 (新字新仮名) / 宮原晃一郎(著)