“ツキ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:つき
語句割合
15.4%
15.4%
15.4%
15.4%
調15.4%
7.7%
7.7%
月経7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
例えば「ユキ」のキには「伎」「企」「枳」などのどれを使ってもよく、「ツキ」のキには「紀」「奇」などどれを使ってもよい。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
しるしなき物を思はずは一ツキのにごれる酒を飲むべく有らし
其中日記:12 (十二) (新字旧仮名) / 種田山頭火(著)
」「」「ツキ」「ツキ」「調ツキ」「キリ」「新羅シラキ」「尽き」「き」などの「き」には「紀」「記」の類の文字を用いて、他の類のものを用いることは殆どなく、これも
国語音韻の変遷 (新字新仮名) / 橋本進吉(著)
つとのみいふも古語也つきつくつけなどいふきもくもけも用言に添る言にて元来つの一言ヒトコトツキの意なりける船のつく所をといふにて知るべし(以下省略する)
植物記 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)
譬へば、有名な調ツキ伊企儺イキナの妻、大葉子が詠んだ歌
「八島」語りの研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
満十五年ノ時限満期ニ達スル爆弾ヲ装填ソウテンシアルモノニシテ、右期日以後ハ何時イツ爆発スルヤモハカラレズ、ハナハダ危険ニツキ、心当リノ者ハ注意セラルルヨウ此段コノダン為念ネンノタメ警告ケイコクス。
万里雲ツキテ 長江チヤウカウ水清シ
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
槻の葉の散つたといふのは、実は、襲衣に「月経ツキ」のついてゐる事を歌うたのだ。誤解である。やまとたけると雄略とでは、こんなに違うて来たのだ。