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『椰子蟹』
ふりがな文庫
『
椰子蟹
(
やしがに
)
』
暑い暑い、どんな色の白い人でも、三日もおれば直ぐ黒ん坊になる程暑い南洋の島々には椰子蟹がおります。椰子蟹て何?椰子の実を喰べる蟹です。じゃ椰子て何?椰子は樹です、棕櫚に似た樹です。けれども実は胡桃に似ています。胡桃よりも、もっともっと大きな …
著者
宮原晃一郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「赤い鳥」1924(大正13)年2月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約9分(500文字/分)
朗読目安時間
約14分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
潰
(
づけ
)
上
(
あが
)
喰
(
た
)
今日
(
きょう
)
潮
(
しお
)
私
(
わたくし
)
暇
(
ひま
)
捕
(
とら
)
指
(
ゆびさ
)
大風
(
おおかぜ
)
誰
(
だれ
)
退
(
ひ
)
遁
(
に
)
体
(
からだ
)
胡桃
(
くるみ
)
直
(
す
)
羽箒
(
はぼうき
)
筈
(
はず
)
竿
(
さお
)
端
(
はし
)
突張
(
つっぱ
)
靴脱
(
くつぬ
)
神戸
(
こうべ
)
鱶
(
ふか
)
石鹸
(
せっけん
)
石
(
いし
)
眼鏡
(
めがね
)
真白
(
まっしろ
)
真暗
(
まっくら
)
貰
(
もら
)
胴乱
(
どうらん
)
脂
(
あぶら
)
閉
(
し
)
脅
(
おど
)
脚
(
あし
)
腹
(
なか
)
鋏
(
はさみ
)
遁
(
のが
)
臭
(
にお
)
蒼白
(
あおじろ
)
蓋
(
ふた
)
蟹
(
かに
)
見下
(
みおろ
)
見廻
(
みまわ
)
覗
(
のぞ
)
這
(
は
)
可哀
(
かわい
)
或
(
ある
)
成程
(
なるほど
)
幹
(
みき
)
宿主
(
やどぬし
)
安閑
(
あんかん
)
大悦
(
おおよろこ
)
大分
(
だいぶ
)
夜
(
よ
)
探
(
さが
)
叩
(
たた
)
又
(
また
)
匹
(
ぴき
)
勢
(
いきおい
)
凄
(
すご
)
余程
(
よほど
)
他
(
ほか
)
仕掛
(
しかけ
)
汐
(
しお
)
甲板
(
かんぱん
)
甘
(
うま
)
瓶
(
びん
)
狙
(
ねら
)
爪
(
つめ
)
潰
(
つぶ
)
浪
(
なみ
)
泡
(
あわ
)
甲羅
(
こうら
)
樹
(
き
)
棕櫚
(
しゅろ
)
梢
(
こずえ
)
核
(
たね
)
柘榴
(
ざくろ
)
柄
(
え
)
昇
(
のぼ
)
掬
(
すく
)