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漬
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づけ
ふりがな文庫
“
漬
(
づけ
)” の例文
予往年大英博物館で、この蛙アルコール
漬
(
づけ
)
を見しに、その蹼他の蛙輩のより
特
(
すぐ
)
れて大なるのみ、決して図で見るほど
巨
(
おお
)
きになかった。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
「そんなふうに自己
陶酔
(
とうすい
)
に
陥
(
おちい
)
るようでは、今日は最悪の日だったね。アルコール
漬
(
づけ
)
になって生きている動物はないよ。はっはっはっはっ。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
で、軍医はこつそり羊の心の臓を切り取つて、それを
酒精
(
アルコール
)
漬
(
づけ
)
にして銀の壺に密封したまゝ、棺のなかに納めたのださうだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
「生きながら
直
(
すぐ
)
に打ちこむひしこ
漬
(
づけ
)
」「
椋
(
むく
)
の実落ちる屋根くさるなり」なども全く同様な例である。こういう重複はもちろん歓迎されないものである。
連句雑俎
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
お神が窓から
投
(
ほう
)
りこんでくれたお菓子を妹たちに
頒
(
わ
)
け、自分は
卯
(
う
)
の
花
(
はな
)
漬
(
づけ
)
の気仙沼の
烏賊
(
いか
)
をさいて、父と茶漬を食べている銀子に、母が訊くのであった。
縮図
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
▼ もっと見る
「半分は捨てたんぢやないか、この
吐月峯
(
はいふき
)
が奈良
漬
(
づけ
)
臭いところを見ると、俺は妙なことに氣が付いたんだ」
銭形平次捕物控:311 鬼女
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
あたしは、アルコール
漬
(
づけ
)
の
標本壜
(
ひょうほんびん
)
の並ぶ
棚
(
たな
)
の間をすりぬけて、ズンズン奥へ入っていった。
俘囚
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
たのしみは
小豆
(
あずき
)
の飯の
冷
(
ひえ
)
たるを茶
漬
(
づけ
)
てふ物になしてくふ時
曙覧の歌
(新字新仮名)
/
正岡子規
(著)
茄子
(
なす
)
の百一
漬
(
づけ
)
秋 第二百七十一 茄子の性質
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
玉子
(
たまご
)
のハハソ
漬
(
づけ
)
夏 第百四 味自慢
食道楽:冬の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
漬
常用漢字
中学
部首:⽔
14画
“漬”を含む語句
水漬
茶漬
漬物
塩漬
沢庵漬
湯漬
粕漬
漬菜
味噌漬
菜漬
新漬
鹽漬
柴漬
酢漬
砂糖漬
奈良漬
漬物樽
漬物桶
福神漬
山葵漬
...