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陶酔
ふりがな文庫
“陶酔”の読み方と例文
旧字:
陶醉
読み方
割合
とうすい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とうすい
(逆引き)
今の
辛酸
(
しんさん
)
も、かくまで呪われた恋の不幸さも、忘れていた。——現実に恋人と会っているような
陶酔
(
とうすい
)
のなかに尺八を吹き
耽
(
ふけ
)
っていた。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そんなふうに自己
陶酔
(
とうすい
)
に
陥
(
おちい
)
るようでは、今日は最悪の日だったね。アルコール
漬
(
づけ
)
になって生きている動物はないよ。はっはっはっはっ。」
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
その瓶の中に七分通り満たされている透明な、冷たい麻酔薬の動揺を両手に感じた時の、私の
陶酔
(
とうすい
)
気分といったら無かった。
一足お先に
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
陶酔(とうすい)の例文をもっと
(31作品)
見る
“陶酔”の意味
《名詞》
気持ちよく酔うこと、酔っている状態。
感動し、心を奪われること。
《動詞》
気持ちよく酔う。
感動し、心を奪われる。
(出典:Wiktionary)
陶
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
“陶酔”で始まる語句
陶酔境
陶酔的
検索の候補
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陶酔的
自己陶酔症
“陶酔”のふりがなが多い著者
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淡島寒月
吉川英治
パウル・トーマス・マン
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林不忘
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岡本かの子