“陶醉”の読み方と例文
新字:陶酔
読み方割合
たうすゐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
手にをへないおびただしい寳に陶醉たうすゐした顏を擧げて、時々ニヤリニヤリとするのを、手柄をフイにした佐吉は忌々いま/\しくめ付けて居ります。
實際じつさいうんのつかないときたらこれほど憂欝いううつあそびはないし、ぎやくうんなみつて天衣無縫てんいむほうパイあつかへるときほど麻雀マージヤンこゝろよ陶醉たうすゐかんじるときはない。
麻雀を語る (旧字旧仮名) / 南部修太郎(著)
やがて、金の力の宏大なのに陶醉たうすゐして、貫兵衞はもう一度、それが自分にそなはつた才能、徳望のやうに思ひ込んでしまつたのです。