トップ
>
陶醉
ふりがな文庫
“陶醉”の読み方と例文
新字:
陶酔
読み方
割合
たうすゐ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たうすゐ
(逆引き)
手にをへない
夥
(
おびただ
)
しい寳に
陶醉
(
たうすゐ
)
した顏を擧げて、時々ニヤリニヤリとするのを、手柄をフイにした佐吉は
忌々
(
いま/\
)
しく
睨
(
ね
)
め付けて居ります。
銭形平次捕物控:090 禁制の賦
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
實際
(
じつさい
)
、
運
(
うん
)
のつかない
時
(
とき
)
と
來
(
き
)
たらこれほど
憂欝
(
いううつ
)
な
遊
(
あそ
)
びはないし、
逆
(
ぎやく
)
に
運
(
うん
)
の
波
(
なみ
)
に
乘
(
の
)
つて
天衣無縫
(
てんいむほう
)
に
牌
(
パイ
)
の
扱
(
あつか
)
へる
時
(
とき
)
ほど
麻雀
(
マージヤン
)
に
快
(
こゝろよ
)
い
陶醉
(
たうすゐ
)
を
感
(
かん
)
じる
時
(
とき
)
はない。
麻雀を語る
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
やがて、金の力の宏大なのに
陶醉
(
たうすゐ
)
して、貫兵衞はもう一度、それが自分に
備
(
そな
)
はつた才能、徳望のやうに思ひ込んでしまつたのです。
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
陶醉(たうすゐ)の例文をもっと
(12作品)
見る
陶
常用漢字
中学
部首:⾩
11画
醉
部首:⾣
15画
“陶”で始まる語句
陶器
陶然
陶酔
陶器師
陶
陶冶
陶物
陶工
陶製
陶淵明
“陶醉”のふりがなが多い著者
南部修太郎
野村胡堂