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陶淵明
読み方 | 割合 |
とうえんめい | 83.3% |
たうえんめい | 16.7% |
然れども詩情も
亦饒き人たりしは疑う可からず。詩に
於ては
陶淵明を
推し、
笠沢の
舟中に
陶詩を読むの作あり、
中に淵明を学べる者を評して
竹渓は家に
留り、座右の
手函に
蔵めた詩草を取出してこれを
改刪しやや意に満ちたもの
凡一百首を
択み、書斎の床の間に壇を設けて
陶淵明の集と、自選の詩とを祭った。
ごろりと
轉げて
大の
字なり、
坐團布を
引寄せて
二つに
折て
枕にして
又も
手當次第の
書を
讀み
初める。
陶淵明の
所謂る「不
レ求
二甚解
一」
位は
未だ
可いが
時に一ページ
讀むに一
時間もかゝる
事がある。