“陶製”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とうせい60.0%
たうせい20.0%
せとものせい20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「富士男君、これをよく見てくれたまえ、陶製とうせいのパイプだよ、ぼくらのなかにはたばこをすうものがない、これはきっと悪漢どもがおとしたのだよ」
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
醫者いしや微笑びせうふくんだまゝしろいどろりとしたくすり陶製たうせいいたうへつて、それをこつてりとガーゼにつて、火傷やけどおほうてべたりとはつてぐる/\としろ繃帶ほうたいほどこした。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
三つ足の後の二本へ陶製せとものせいの円い物を附け、前足は鉛筆で、いろいろな問を筆答する仕組の物が現われたが、この比もまたその流行を見るのは、的中率の高いのと
狐狗狸の話 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)