“とうえんめい”の漢字の書き方と例文
語句割合
陶淵明100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昔から東晋とうしん陶淵明とうえんめい先生の撰ということになって居りますが、その作者については種々の議論がありまして、『捜神記』の干宝よりも、この陶淵明は更に一層疑わしいといわれて居ります。
こんなところにぐずぐずしていたッて、一文の御礼さえもらえないんだろうからという気になって、心で、陶淵明とうえんめいの「帰んなん、いざ——いざ、帰んなん」をとなえた。この方が自分をいさぎよくしたのだ。
猫八 (新字新仮名) / 岩野泡鳴(著)