“とうすい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
陶酔79.5%
統帥12.8%
桃水5.1%
東陲2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「そんなふうに自己陶酔とうすいおちいるようでは、今日は最悪の日だったね。アルコールづけになって生きている動物はないよ。はっはっはっはっ。」
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)
天皇を抱きこんで外交権と統帥とうすい権とをにぎり、人民をあざむき、「東洋の新秩序」などと大言壮語して、人類を敵視し、ついに「降伏日本」の大汚辱を日本民族に蒙らしめたのであった。
桃水とうすい和尚はモーズレーの研究資料だと茶かした事があった。
二葉亭四迷の一生 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
其の兵器を鳩集きふしふする所以ゆゑんのものは、あたか上国孱士じやうこくせんしの茶香古器をもてあそぶが如し。東陲とうすい武夫もののふ皆弓槍刀銃をたしなまざるなし、これ地理風質のことなるにるのみ。