“冬草”の読み方と例文
読み方割合
ふゆくさ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雪につぶされざるため也。庭樹にはきは大小にしたがえだまぐべきはまげて縛束しばりつけ椙丸太すぎまるた又は竹をつゑとなしてえだつよからしむ。雪をれをいとへば也。冬草ふゆくさるゐ菰筵こもむしろを以おほつゝむ。
みぎはには冬草ふゆくさいまだ青くして朝の球磨川ゆ霧たちのぼる
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)