“つひや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
費96.3%
潰3.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいはひに、火(ひ)の粉(こ)でない。私(わたし)は柳川(やながは)を恩人(おんじん)だと思(おも)ふ——思(おも)つて居(ゐ)る。もう一歩(ひとあし)來(き)やうが遲(おそ)いと、最早(もはや)言(ことば)を費(つひや)すにおよぶまい。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)
我(わが)越後のごとく年毎(としごと)に幾丈(いくぢやう)の雪を視(み)ば何(なん)の楽(たのし)き事かあらん。雪の為(ため)に力(ちから)を尽(つく)し財(ざい)を費(つひや)し千辛(しん)万苦(く)する事、下(しも)に説(と)く所(ところ)を視(み)ておもひはかるべし。
垣を引き捨て塀を蹴倒し、門をも破(こは)し屋根をもめくり軒端の瓦を踏み砕き、唯一ト揉に屑屋を飛ばし二タ揉み揉んでは二階を捻ぢ取り、三たび揉んでは某寺(なにがしでら)を物の見事に潰(つひや)し崩し
五重塔 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)