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くづ
ふりがな文庫
“くづ”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
クヅ
語句
割合
崩
53.6%
屑
21.2%
頽
12.6%
壞
6.6%
壊
2.6%
葛
2.0%
潰
0.7%
遺屑
0.7%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
崩
(逆引き)
四谷
(
よつや
)
の
通
(
とほ
)
りへ
食料
(
しよくれう
)
を
探
(
さが
)
しに
出
(
で
)
て、
煮染屋
(
にしめや
)
を
見
(
み
)
つけて、
崩
(
くづ
)
れた
瓦
(
かはら
)
、
壁泥
(
かべどろ
)
の
堆
(
うづたか
)
いのを
踏
(
ふ
)
んで
飛込
(
とびこ
)
んだが、
心
(
こゝろ
)
あての
昆布
(
こぶ
)
の
佃煮
(
つくだに
)
は
影
(
かげ
)
もない。
間引菜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くづ(崩)の例文をもっと
(50作品+)
見る
屑
(逆引き)
これは二里ほどの山奥から海軍貯炭場へ石炭を運び出す車力の軌道であつた。道路には石炭
屑
(
くづ
)
がいつもこぼれ散らかつてゐた。
ある職工の手記
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
くづ(屑)の例文をもっと
(32作品)
見る
頽
(逆引き)
突然のやうに、眼の前の大きな邸宅が大砲か爆弾に破壊されて、煉瓦や鉄筋コンクリイトが、ばらばらに
頽
(
くづ
)
れて落ちて来た。
大凶の籤
(新字旧仮名)
/
武田麟太郎
(著)
くづ(頽)の例文をもっと
(19作品)
見る
▼ すべて表示
壞
(逆引き)
ともすれば
壞
(
くづ
)
れやうとする膝を掻き合はせては少しづつ身を進ませて、汗を拭いて、一生懸命になつて聽き入つて居る。
姉妹
(旧字旧仮名)
/
若山牧水
(著)
くづ(壞)の例文をもっと
(10作品)
見る
壊
(逆引き)
根方
(
ねかた
)
の
処
(
ところ
)
の
土
(
つち
)
が
壊
(
くづ
)
れて
大鰻
(
おほうなぎ
)
を
捏
(
こ
)
ねたやうな
根
(
ね
)
が
幾筋
(
いくすぢ
)
ともなく
露
(
あら
)
はれた、
其
(
その
)
根
(
ね
)
から一
筋
(
すぢ
)
の
水
(
みづ
)
が
颯
(
さつ
)
と
落
(
お
)
ちて、
地
(
ぢ
)
の
上
(
うへ
)
へ
流
(
なが
)
れるのが、
取
(
と
)
つて
進
(
すゝ
)
まうとする
道
(
みち
)
の
真中
(
まんなか
)
に
流出
(
ながれだ
)
してあたりは一
面
(
めん
)
。
高野聖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くづ(壊)の例文をもっと
(4作品)
見る
葛
(逆引き)
嫂
(
あによめ
)
は
判然
(
はつきり
)
しないから、風呂場へ
行
(
い
)
つて、
水
(
みづ
)
で顔を
拭
(
ふ
)
いて
来
(
く
)
ると云つて立つた。下女が
好
(
い
)
い
香
(
にほひ
)
のする
葛
(
くづ
)
の
粽
(
ちまき
)
を、
深
(
ふか
)
い
皿
(
さら
)
に入れて
持
(
も
)
つて
来
(
き
)
た。代助は
粽
(
ちまき
)
の尾をぶら
下
(
さ
)
げて、
頻
(
しき
)
りに
嗅
(
か
)
いで
見
(
み
)
た。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
くづ(葛)の例文をもっと
(3作品)
見る
潰
(逆引き)
私にまた先程の
輕
(
かろ
)
やかな昂奮が歸つて來た。私は手當り次第に積みあげ、また慌しく
潰
(
くづ
)
し、また慌しく築きあげた。
新
(
あたら
)
しく引き拔いてつけ
加
(
くは
)
へたり、取り去つたりした。
檸檬
(旧字旧仮名)
/
梶井基次郎
(著)
くづ(潰)の例文をもっと
(1作品)
見る
遺屑
(逆引き)
〔落つる物〕食物の
遺屑
(
くづ
)
。これを集めて食するは、未だ聖徒と伍せざるさきに、あり餘る天上の福の一部を味ふなり(『コンヴィヴィオ』一、一・六七—七七參照)
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
くづ(遺屑)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
くず
くだ
こわ
なだ
やぶ
こは
こぼ
つい
くづれ
つひ