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葛
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くづ
ふりがな文庫
“
葛
(
くづ
)” の例文
とづいと
立
(
た
)
つと、
逆屏風
(
さかさびやうぶ
)
——たしか
葛
(
くづ
)
の
葉
(
は
)
の
風
(
かぜ
)
に
乱
(
みだ
)
れた
絵
(
ゑ
)
の、——
端
(
はし
)
を
引
(
ひ
)
いて、
壇
(
だん
)
の
位牌
(
ゐはい
)
の
背後
(
うしろ
)
を、
次
(
つぎ
)
の
室
(
ま
)
の
襖
(
ふすま
)
との
狭
(
せま
)
い
間
(
あひだ
)
を、
枕
(
まくら
)
の
方
(
はう
)
へ
導
(
みちび
)
きながら
続銀鼎
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
嫂
(
あによめ
)
は
判然
(
はつきり
)
しないから、風呂場へ
行
(
い
)
つて、
水
(
みづ
)
で顔を
拭
(
ふ
)
いて
来
(
く
)
ると云つて立つた。下女が
好
(
い
)
い
香
(
にほひ
)
のする
葛
(
くづ
)
の
粽
(
ちまき
)
を、
深
(
ふか
)
い
皿
(
さら
)
に入れて
持
(
も
)
つて
来
(
き
)
た。代助は
粽
(
ちまき
)
の尾をぶら
下
(
さ
)
げて、
頻
(
しき
)
りに
嗅
(
か
)
いで
見
(
み
)
た。
それから
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
次手
(
ついで
)
だから、
次
(
つぎ
)
の
泊
(
とまり
)
の
休屋
(
やすみや
)
の
膳立
(
ぜんだ
)
てを
紹介
(
せうかい
)
した。
鱒
(
ます
)
の
塩
(
しほ
)
やき、
小蝦
(
こゑび
)
のフライ、
玉子焼
(
たまごやき
)
、
鱒
(
ます
)
と
芙萸
(
ずいき
)
の
葛
(
くづ
)
かけの
椀
(
わん
)
。
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
“葛”の意味
《名詞》
(くず)マメ科のつる性の多年草。根を用いて食品の葛粉や漢方薬が作られる。秋の七草の一つ。
(出典:Wiktionary)
“葛(クズ)”の解説
クズ(葛󠄀、学名: Pueraria lobata subsp. lobata)は、マメ科クズ属のつる性の多年草である。日本では、根を用いて食材の葛󠄀粉や漢方薬が作られ、花は万葉の昔から秋の七草の一つに数えられている。
(出典:Wikipedia)
葛
常用漢字
中学
部首:⾋
12画
“葛”を含む語句
葛城
葛藤
葛飾
葛布
葛原
葛野
葛蘿
葛蔓
蔦葛
葛湯
諸葛亮
諸葛
葛城山
葛飾郡
葛葉
蔓葛
葛籠
葛西
諸葛孔明
古葛籠
...